実験・修正、少しずつ活動

【日常の記録】帯状発疹は私にとってはだんだん楽しい「科学の学習」になっています。激しい痛みは肩・背中・肋骨・鳩尾・胃・心臓、そして頭痛とあちこちに起きます。その原因は体内に潜んでいる「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。つまり痛みの原因は各器官の異常ではなく「ウィルスによる神経痛」です。

 投薬はこのウィルスの「遺伝子(DNA)の合成を阻害して増殖を抑える」働きをします。投薬を始めるとすぐに発疹の面積が減少傾向に入り、色も薄くなったことから、この薬の効果がでるのは早いし効果も高いと想像できます。

 困ったのは「痛み」です。皮膚科に行く前にカイロプラクティックの先生に相談したところ「冷やせばよい」でした。まあ、打撲などの場合にはそうします。しかし、患部を冷やしてみても痛みの軽減にはあまり効果がありません。そもそも発疹の場所と痛みが出る場所はずれています。「変だな」と感じた理由の一つが、帯状発疹とわかる前に30分ほど歩いてみた時のことです。あちこちが痛い中で歩き続けると10分程度すると痛みが和らぎます。これは体温が上昇することによって軽減する「神経痛」の特徴です。

 「冷やす」は「誤情報か?」と気になり調べます。ありました。帯状発疹による神経痛は「入浴で温めると緩和する」と専門医が書いていました。ついでに入浴後に軟膏を塗るのも効果的とのこと。昨日からこれを試しました。入浴して10~15分間で神経痛がほぼ消えます。軟膏を塗り直して仕事をすると30分~1時間でくたびれます。神経痛も出てきます。体力低下と体温低下によるものと思われます。

 それなら、ここでひと眠りして、目が覚めたら入浴・軟膏塗り直し、仕事。疲れたらひと眠りを繰り返して見ようかと「仮説」。昨夜はワンサイクルおおむね成功。今朝も最初のサイクルの中でこのブログを書いています。この方法なら締切が迫っている月刊誌の原稿は書けそうです。疲れて寝ていても構想は考えられますし。少しずつ活動開始です。