前進したかと思えばまた壁が

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【授業研究】「手書き」は私に「深い洞察」を与えてくれます。仕事納めに入り、他の人との激しいやりとりが中断していることも大きな要素です。その甲斐あって少し前に一歩前進した感じる段階にたどり着きました。この発想を書名にしてもよさそうだと思う、我ながら良い発想です。早速、長年の友人で教育学の教授に自慢のメールを書きました。

 すると「そればダメだ」「日本中の先生たちを敵に回す」と厳しい批判。自分が良いと思った発想だったのでガックリ。でも、彼に言って良かったと感じます。私は若いころから、しばしば対人関係でトラブルを引き起こしてきました。その大半は「思い付きをそのまま口に出したこと」で起きています。その言い方が「的外れ」なら嘲笑されて終わるのですが、正鵠を射ていると人を逆上させてしまいます。

 この種の体験を私は何度も起こしてきたので、最近は「思い付き」をなるべくすぐには「口にしない」ようにしています。人前で言う前に信頼できる人にこっそり話してみます。その反応を見て、次の人に言います。それで多くの人に賛同してもらえそうなら公の場で話したり書いたりします。‥と言っても、今でのしばしば失敗し続けていますが‥。

 その最初の相手の一人が冒頭の友人です。ダメ出しをされてガックリしながら、書きながら考え続けていました。落ち着いてくると彼の指摘はうなずけます。これは言っちゃだめだなと納得します。では「私が言いたいことはなに?」‥この2日間はそれにこだわりながら書き続けていました。こういう時の私の頭は散歩していても、食事をしていても、寝ていても、考え続けます。

 今朝がた、「ああ、そうか」と思いついて目が覚めました。急いで原稿用紙に書きながら考えます。少し他人を批判するのではなく、自分の内面に向かい、問題の本質に近づいた気がします。やはり、ここを乗り越えないと目次は出来そうにありません。今年中にいけるかなあ~。今年はあと3日。