「日経ビジネス」に掲載されました!

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【授業研究】開発に協力している新しいオンラインツールTAGURUの記事が「日経ビジネス2021年12月20日号」に載りました。私も取材に協力していましたが、私の名前が掲載されるとは思いませんでした。空手家、高校教諭、大学教授を経て、新しい肩書き・新しいアイデンティティーを得た実感があります。

 同年代や上の世代の知り合いが「定年退職すると職業欄に〈無職〉と書かれるんだよな。それがとても嫌なんだよ」とつぶやくのを何度も聞いてきました。私は偶々数年前に知人に勧められて会社にしたのですが、そのことが〈無職〉と紹介されなかったことになります。この気持ちの差は大きい気がします。

 さて、TAGURUの研究開発は順風満帆というわけではないのですが、一応、物理学科にいた私は研究はこんなものだろうと思っています。元々の狙いはデジタル教材としての商品化を狙っていたのですが、「研究授業・研究協議」のDX化にも役立つことがわかり、それが先に報道されたということです。すでに「オンライン講演会」「オンライン講座」などの「講義」をこれまで以上に活性化するツールとしてもかなり有効に使えるようになっています。いずれこの方面でも知られるようになると思います。このように本来の狙いとは異なることの方が先にできてしまうことはよくあることです。むしろ、そのことで早めに世に出たことはラッキーだったと感じています。

 本丸のデジタル教材ツールとしての開発にはもう少し時間がかかりますが、これも修正すべきポイントはおおむね整理できているのでそれほど時間はかからないはず。近々、皆さんにお知らせできると思います。お楽しみに。