出張初日終了

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【授業研究】昨日から3日間の予定で桑名市津田学園に来ています。第1日は中学校(6年生)、第2日は高校、第3日は小学校の予定です。授業改善のコアチームはびっしりと予定を組んでくれています。その中にはコアチームとの相談の時間もあり、オンラインツールの使い方や、教科指導方法の質問もあれこれいただき一緒に考えます。

 色々な先生たちの授業を見たり振り返りをしたり、質問対応もします。色々な質問が飛び出すのでとても楽しい時間になりました。帰る間際に「小学校と中学校の音楽を担当している先生から質問があるようなのですが、対応してもらえますか?」との打診。もちろんOKです。その質問が冒頭の内容です。

 体育の時間などで遅れてバラバラと音楽室に入ってくる小学生にどう対応したらいいかわからない‥とのこと。全員が揃うまでの時間も単なる待ち時間、遊び時間にしないで、何らかの音楽の活動にしたいということです。普通なら「仕方ない」とあきらめがちなことですが、「授業に繋がることをさせたい」という熱意の現れです。帰る間際の飛び込みは「今すぐ答えが欲しい」のだろうと推察できます。

 こういう時に「現場感覚の楽しさ」を味わえます。オンラインでは得にくい楽しさの1つです。一緒に考えて、30分くらいで「それならすぐにできそうです。やってみます」との返事を聞いてひと安心。この結果を聞くのも楽しみです。