ワクチン接種‥感動的でした

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【授業研究】東京の大規模接種センターでワクチンを接種してきました。1回目です。なかなか感動的でした。

 東京駅に着いたのは予約時間の25分前と余裕があったので歩くことに。これがちよっと失敗。意外に遠くて約20分間歩くことになってしまいました。地下道を歩いたのですが、随所に道案内の大きなポスターが貼ってあるので道に迷う不安はありません。会場に近づくとステッカーを持った人たちが何人も立って案内してくれます。

 会場に着くとまずは書類の確認。確認してもらうと書類を全部入れた青いファイルを持たされました。しばらく進んで気が付いたのですが、接種する人たちは持たされる赤・青・黄色などのファイルの色でグループ分けしてあります。1グループ6名のようです。順路に従って進むのですが、とにかく途中に立って案内してくれる人が多いこと多いこと。エレベーターも色別に乗ることになっていて、担当の人が会場のフロアまでエレベーター・ガールのようについてきてくれます。

 次は書類の詳細確認。窓口は20か所くらいあるので待ち席が空いているところに案内してもらいます。私の前には面接中の人が1人。すぐに済みそうだと思っているとなかなか終わりません。隣の窓口はスイスイ進んでいます。よく見ると私の前の人は、何度も耳を窓口の人の前のアクリル板に耳を近づけ聞き直し、考えてから答えているように見えます。65歳以上ですからね。仕方ない。付添いの人も何人も見ました。必要だと感じます。

 その後は実にスムーズ。接種ブースもたくさんあるので、待ち席が空いているブースに前に案内されると2~3分で呼ばれて、接種は1~2分で終了。ファイルをもって次は証明書作成コーナー。終わると2回目の予約コーナーへ。これに少し時間がかかりましたが、接種後20分程度で終了。待機時刻は持たされたカードに「○時○分まで」と書いてあります。待機所で5分程度で定刻に。それを係の人に渡して会場の外に出るとエレベーターホール。また、数人ずつ乗せて1階まで案内してくれます。

 私は途中から案内してくれるたくさんの人たちの人数の多さと丁寧な接遇に感動していたので、何度も「大変ですね。お疲れ様です。ありがとうございます」と声をかけていましたが、最後も丁寧にあいさつしてきました。もし、ここに「みんなでワクチンを打ってオリンピックを成功させよう!」とポスターがベタベタ貼ってあったら、その気になっただろうなあ~という気になりました。残念ながらこの道中、オリンピックのポスターはありせんでした。小さなステッカーは駅の通路にありましたが‥。

 そういえば‥1964年(当時私は小学6年生)のときは、静岡県の田舎にいた私でも覚えているくらいに、記念切手にもなった有名なポスターが町中に貼ってありました。学校内にも貼ってあった気がします。国中がオリンピックを祝っていました。それに比べると今回は反対の声も高まるし、実施されてもあまり盛り上がらないような気もします。

 色々なことを考えたワクチン接種でした。7月半ばには2回目も完了します。

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