【授業研究】強制的に質問を「させられる」のではなく、「メンバーがリラックスできて、質問もたくさん出て、密度の高い質疑応答ができる研修会や授業の作り方のコツです。昨日示した6つの段階に少し補足をしておきます。
(1)最初に進め方を説明する。
ここでは目的を明示することが大事です。
「みんなで対話的な学びをしましょう」
「対話の質を高めるにはまずは質問が大事です」
「コンパクトな質問とコンパクトな回答が不可欠です」
(2)グループ形成
安全安心の場をつくりましょう。
初対面の方は名刺交換や自己紹介を簡単にしましょう。
お互いの顔と名前がわかることが大事。
お互いに「〇〇さん」と呼びかけられるようにしましょう。
(3)短時間説明をする。
講師(授業者)が「ストップウォッチを使って」時間を守ることが大事です。
「えー」「あー」を言わない、繰り返しをしない、等が大事です。
(4)グループで話し合う。
「質問をつくりましょう」「質問とは5W1Hで始まる疑問文に英訳できる文です」
「反論したいことも質問に変えましょう」などの補足が有効です。
(5)全体で質疑応答をする。
最初の質問に講師(授業者)が「コンパクトに回答する」ことが不可欠です。
(6)全体の説明が終わったら、リフレクションカードを書いてもらう。
これによって次回の方針を立てることができます。[この項終わり]
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