【授業研究】映画のコマの中の所々にコカ・コーラやポップコーンの映像を入れておくと、観客にはそれは短すぎて見えないものの、終了後にコカ・コーラを飲みたくなるコー人やポップコーンを食べたくなる人が増える‥つまり、多くの人の無意識をコントロールできるという話をご存知ですか？
この効果は(もし本当に存在するなら)大変なことなので、マスコミではその手法を用いた映画やTV番組をつくることをアメリカでは禁じています。このことはテレビでは何度も報道されています。昔、新興宗教団体が選挙運動の際の動画にこれをやったと騒がれたこともあります。このような効果をサブリミナル効果と言います。
しかし、これは真っ赤な嘘です。禁止のルールがつくられているのは事実です。つまりそれほど多くの人が信じたということです。これも「増補 オオカミ少女はいなかった(鈴木幸太郎著/ちくま文庫)」に書いてあります。
その始まりや、実験したと言われる内容の詳細やそれが如何に馬鹿げているかなどついて詳細な研究がなされています。こんなことがなぜ世界中に広がったかと言う社会背景や時代背景についても述べてあります。
この話は小中高校の先生たちが子どもたちに話しているともよく聴きます。子どもたちは先生の言うことなら信じてしまいます。気を付けたいものです。
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は
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