「PdCa?」「デミングは"PDCA"とは言っていない?」

【授業研究】面白い本を見つけました。私は少し前から、親しい人に「PDCAばやりだけど、現実はPdCaだよね」「プランとチェックの文書だけは膨大だけど、実践は薄いよね」などと茶化していました。偶々、この本の内容をアマゾンで眺めていたら、同じ表記がありました。

「第2章 PDCAPdCaのあいだ―和製マネジメント・サイクルの幻想」

 これは買わなくては、と早速手に入れました。新書としては「法外(あとがきで著者が書いています)」な分量の477ページの分厚さ!です。「まえがき」「あとがき」「目次」を読むだけでもワクワクします。

 とりあえず、読み始めて驚いたことを1つだけ記しておきます。私がPDCAを知ったのははやり始める少し前の2000年ごろでした。ビジネス界の人たちに「デミングの発明」と聞いていました。時々、研修会講師として「しったかぶり」してこの話もしていました。この話はどうやら間違いのようです。

 デミング自身が「私は言っていない」と書いているし、日本の経営学者が「私たちが言い始めた」とも発言しているとのことです。(第2章、PDCAサイクル3つの誤読-サイクル過程でないコミュニケーション過程による評価活動の提案に向けて-』等)

  分厚くて、参考文献も多くて、読み進めて行くのにも「迷走」しそうですが、とても面白い本に巡り合いました。じっくり読みながら、理解できたことを少しずつ発信していこうと思います。


◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

 こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/
◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。

  →http://al-and-al.co.jp