「肩、だいぶ柔らかくなりましたね~」

【授業研究】この数年間、鍼灸・漢方治療のはしごをしているような気がします。どこの治療院に行っても、おおむね最初は「いい感じ」なのです。しかし、その後は定型治療になります。「効いているように気もするけど、そうでないような気もする」状態が続きます。そのうち、予約が取りにくくなったり、偶々、予約を忘れてしまうと、そのままやめてしまいます。

 2ヶ月ほど前、肩こりがひどくなり、痛くて仕方がないほどになりました。机に向かっていてもPCの操作ができないほどです。これでは仕事ができないし、翌日の講演会も務まらないかもしれない‥と思うほどでした。そこでやむなくネットで近所の鍼治療を調べて、即日予約のできるところを見つけて駆け込みました。1回で激しい痛みはとれましたが、「続けた方が良いですよ」と言われて翌週も。

 2回目はゆっり話をして「できれば耳鳴りも治療したい」というと、「わかりました。耳鳴りそのものの治療もしますが、肩こりなども合わせて治療しましょう。不眠・目の疲れ・集中力の低下などの悪循環があるので、全体を治療しますね」と自信満々の態度。しばらく、続けてみようかという気になりました。

 びっくりしたのは耳のすぐそばに鍼を深く差したことでした。これまでに一度も経験したことのない鍼でした。ぐりぐりと深く入る感じがしてかなりの恐怖を感じました。ところがそれから2~3日アタマの働きに変化を感じます。急にたくさんの夢を見たり、耳鳴りの音が急激に変わります。「これは効いているかも」と思い、それ以来、ほぼ毎週通っています。

 昨日は「最初のころら比べると肩はずいぶん柔らかくになましたね。まだ、首の一部にコリが残っているのでそこはしばらく続けましょう」と言われ、更に、

「耳鳴りも不眠も改善しつつあることを伝えると、身体のコリが減ってよく眠れるから、ストレスが減って耳鳴りも減るのだと思います」とのこと。うれしいことです。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

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