ひと仕事、ひと片付け

【授業研究】山田さんが亡くなってから事務的な仕事をやらなくってはならなくなりました。如何に効率よく仕事を進めるかが課題になりました。そこで12月から少しずつその体制づくりを続けています。

 とりあえず本の片づけを始めたところで、昔買ってそのままにしていた「整理術」などをテーマにした本が出てきたので、これらを参考にしてみました。印象的な考え方やノウハウがいくつもありました。必要に迫られて読むときには、なんとなく読んでいる時とは理解度が違っています。「動線が大事」「掃除の動線をつくる」‥などの中で、今私が一番気に入っているのが「ひと仕事、ひと片付け」です。

 整頓とは「必要なものがすくに取り出せる状態」と定義するその本では、「使ったのを基に戻すことから始めるべき」と言います。そして「机の上は何も載せない」といいます。これまでは、筆記具・文房具・書籍・資料などを「すぐに使えるように」と机の上に出していました。それらを別のボックスに入れて引き出しや本棚に入れて、机の上はスッキリ。

 原稿を書くときには関連資料のボックスを出して書き、終わると片づけます。会社の経理や事務の仕事をするときにはそのボックスを出して仕事をして終わると片づけます。このパターンを少しずつ初めて約2週間。「ひと仕事、ひと片付け」の意味が少しずつ分かる気がしてきました。その本によれば、「自分のペースで仕事を進めることができる」と言います。当初、「それは無理」と思っていましたが、今は、このスキルが高くなればそれは実現できるかも‥という気になってきました。

 こんな気持ちになれたのも山田さんからの贈り物です。 

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