漢方問診?カウンセリング?

【山田さんの思い出⑪】約1年間続けている漢方&鍼灸治療を一ヶ月ほど中断していました。仕事が忙しかったこともあるのですが、山田さんが亡くなったことで自分自身を整える意識が低下していました。

 もう一つの理由がありました。それは、山田さんが亡くなる直前に色々な治療法の1つとして「漢方もやってみます。小林さんが掛かっているところを紹介してください」とのリクエストに応えてこの治療院を紹介していたからです。そのため、ここに行くには山田さんが亡くなったことを知らせなくてはならず、そのことが気が重くて足が遠のいていました。

 昨日は色々な用事があり、大学にも足を延ばしたので、ついでにこの治療院にも行くことにしてメールしました。メールで山田さん逝去を伝えました。会うや否や、

「山田さんの事、残念でしたね。いつも会っている人がなくったことはショックですよね」優しく言われて、それだけで涙ぐんてしまいます。「体調はどうですか?」から始まる問診は通常1時間です。昨日はその2/3は山田さんの思い出話となりました。おかげで、治療院を出るころにはなんだかすっきりした気分でした。まるでカウンセリングを受けた後のようです。

 色々な方が山田さん事で声をかけてくださいます。そして私のことを気遣ってくれます。実にありがたいことです。私は着々と元気を取り戻しつつあります。