新しいことは言わない?

【授業研究】某教育委員会の指導主事さんと話していました。
 文部科学省や次世代型教育研修センターが出している資料を見ると、新しい授業は「手法ではない」として、
具体的な話はなかなか出てきません。一方、「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」の内容については、
「興味関心を高める、見通しを持つ、粘り強く取り組む、互いの考えを比較する、知識技能を活用する‥‥」などの文言が出てきます。
 「この文言って、以前の学習指導要領でも出ていたことと同じような感じですよね」と言うと、「そうなんですよ。彼らはこれまでの文章の中から言葉を抜き出してきますから」とのこと。
 あれ?という感じです。新しいことは「手法ではない」と具体的な話は出さず、実際の文言は「古い言い方を踏襲」となると、「結局、これまで同じで良いのですよね」という話になるのではないの?と気になります。
 指導主事さんは「まあ、これまでの授業をこれまでと同じ手も良いから、意識を変えてほしい。意識的にやって欲しい、ということのようですね」との回答。ふーん‥??モヤモヤしている私です。