高校生の時の恩師に手紙

【授業研究】来月、北海道に研修会講師で伺うついでに高校の時の同級生と担任の先生にお会いできそうです。私は北海道立帯広柏葉高校に入学したのですが、2年生になるときに道立札幌南高校に転校しました。この2年生のクラスが仲良しなのです。(3年生の時のクラスは70年安保闘争+学園紛争の嵐の中で、ぐちゃぐちゃになってしまいました‥)
 転校生で落ちこぼれの私を姉のように心配して関わってくれたのは、当日26歳の英語担当の女性の担任でした。忘れられない恩人です。でも、卒業以来、北海道に行くこともなく、連絡することもなく、50年近くが過ぎてしまいました。同窓会にも入っていない私は高校とは切れていました。
 ただ、2年生の時の同じクラスの友人は埼玉大学で偶々一緒でした。彼は現役合格、私は1浪だったので学年は違いましたが‥。この友人はその後北海道立高校の教員になり、校長を務めて定年退職しました。私も同じ時に定年退職だったのですが、その退職直前に彼から学校に電話がありました。雑誌か何かで私が取り上げられたのを見て、連絡してくれたとのことでした。それから、細々とやり取りが続き、「2月に近くに行くから会おうか?」という話になり、「じゃ、担任の先生を呼ぼうか?」となり、日程等が整いました。
 で、昨日は、恩師にお会いする前にご挨拶の手紙と拙著のいくつかをお送りしておこうと準備をしていました。恩師に手紙を書くのも初めてです。ドキドキしながら手紙を書き、高校時代の思い出にしばらく浸りました。うれしい時間でした。