うれしい間違い

【授業研究】私の古巣と言ってよい組織の1つが「埼玉県高等学校教育相談会」です。25年間の埼玉県教諭の活動のうち、少なくとも20年間は在籍していました。1時期は前県の事務局長も務めさせていただきました。カウンセリングに関する学びを深め、仲間を得た組織です。「カウンセリングを教科科目の授業に応用する」というヒントを最初に得たのもこの会での活動でした。

 その会から、来年度の紀要の原稿依頼がありました。「巻頭言」ということで、1ページ。締め切りは12月なのですが、たぶんそのころは今抱えている単行本の原稿締め切りに追われているので、8月中の移動中に一応書き上げておくことにしました。何とか1ページにまとめたのですが、書き始めると買いたいことがどんどん出てきます。もっと書きたいという思いが募ります。書けない分は、単行本の中に入れようかな‥などと考えながら、提出。すると、「間違えました」のメールが届きました。

 「巻頭言」ではなく、「巻頭論文」でした。ページ数は5~6ページ。「ラッキー!」と思ってしまいました。それなら、書きたいことはたくさん書けそうです。この原稿は、飛行機や新幹線の中で少しずつ書こうと思っています。うまく行ったら「入門3」に収録したいと思っています。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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