名古屋・大同大学大同高校に伺いました。

【授業研究】いつもお世話になっている大同高校長=服部先生にお誘いいただき、大同高校の研修会に伺いました。株式会社大同特殊鋼が設立した普通科と機械科・電子情報デザイン科を持ち、隣には大同大学があるというユニークな高校です。
 3時間の研修会は「ねむくない」「面白そう」という声も聞かれましたが、「実際にやるのはむずかしいそう」との声もありました。すでに実践を始めている先生もいらっしゃるものの、工業高校の伝統の中で、新しい授業を取り入れていくのは、そう簡単なことではないと思っています。しかし、時代の変化の中で、工業高校や商業高校の授業こそ、変えなくてはならないものだと感じています。その点では、工業高校・商業高校の先生たちに期待するところは大きいものがあります。
 生徒たちが高校生の時に身に付けるスキルは、それで一生を支えていくことはほとんど不可能です。それらが通用しなくなった時に、逞しく自分のキャリアを転換していく力が不可欠です。そういう力を、教科科目の授業の中で身に付けさせるために、授業改善は必要です。今回の研修会を契機に、先生たちがチャレンジしていかれることを期待します。