山形市に来ています。

【授業研究】日本学校教育相談学会山形県支部の研究会に講師として来ています。山形県教育カウンセラー協会と日本学校心理士会山形県支部も後援してくれています。2日間で合計10時間の研修会です。私は元々がカウンセリング畑の出身ですから、とてもうれしい研修会です。
 更にもう一つの狙いがあります。私はカウンセリングが一時ほど騒がれなくなったというか、人気がなくなったというか、多くの人たちがあまり注目してくれなくなってしまったような気がして残念です。その結果、私と同世代か少し下の世代の人たちで、カウンセリングの学習をかなり積み上げてきた人たちが、あまり元気がないような気がしています。それがもっと残念なことです。
 というのは、それらの人たちが身に付けているカウンセリング関連の理論やスキルはAL型授業を実践したり、校内の組織的な動きを作ったりするのにはとても役立つからです。ある出版社の方とその話をしていて、「教育相談経験の先生たちを元気にする本を作りましょう!」ということになりました。その矢先に、この研修会があったので、参加者の皆さんにこの本をどうつくるかを考えてもらおうというのも、この研修会の大きな狙いの一つです。昨日はAL型授業について理解してもらうのが中心になりましたが、今日はカウンセリングとの関連を掘り下げます。どんな展開になるのか楽しみです。