大学生や大学院生の学びの場は?

【授業研究】中日新聞に大きな記事が出て、たくさんの方から「いいね」をいただきました。その中に大学の先生から「学生がこの学習会に参加したがっていました」とコメントをいただきました。この学生さんたちのことは気になります。
 私は学生相手の研修会は行っていないのですが、教員対象の研修会にしばしば教師志望の大学生や大学院生が入ってきます。聞くと、色々な情報を探し回っていてたどり着いたという話です。彼らが口をそろえて言うのは、「アクティブラーニングの情報はマスコミやネットでは氾濫しているのに、具体的な内容はわからない。大学でも教えてもらえない」というものです。
 これはとても残念な気がします。一部の大学教育学部が熱心に指導を始めているのを聞くことはあるのですが、まだまだ「ごく少数」なのでしょう。その結果、熱心な学生さんたちが学びたくても学びの場がない状態にあるのは何ともかわいそうな気がしますし、将来の教員育成の視点からももったいない気がします。
 大学生の皆さんに対して、どう答えるべきか‥悩みます。