少人数におけるAL型授業の難しさ(1)

【授業研究】以前に研修会講師として伺った高校の先生から質問をいただきました。ひとことで言えば、うまくいくクラスと行かないクラスがあるということです。
1年生22人2クラス → 話し合いは起きるが、遠慮している様子。立ち歩くには気が引けている。2クラスとも雰囲気は似ている。
2年生36人1クラス → 話し合いは活発で、立ち歩いて質問する生徒も数名。
3年生12人1クラス → 全く話し合いがおきず、一人一人がもくもくと問題に取り組む。
 これを見て、以前から私が感じていることとつながっているという気がします。つまり、私のパターンのAL型授業は人数が少ないと活性化しにくいということです。2つの側面があります。1つは人数が多いこと。私の感覚では20〜25名を下回ると難しそうな気がします。2つは生徒の多様性です。色々なタイプの生徒がいる時は、上記の人数を下回っても活性化します。
 このあたりのことを少し続けて論じてみます。【この項続く】