【授業研究】ふと気づくとアクセス数が普段の２倍くらいになっています。NHKニュースで「アクティブラーニング」が取り上げられたことを書いたところからです。なるほどね〜、マスコミの力はすごいものだなあと感心します。うれしいことですが、浮かれないようにしなくてはとも思います。
8年前に越ケ谷高校でこの授業を始めた時には、周囲には反対論が湧き上がっていたようです。「‥ようです」と書くのは、私はほとんど気にしていなかったからです。私にとって大事だったのは、「目の前の生徒たち」だけでした。彼らが、居眠りをせず、楽しんでくれて、成績も上がるような授業はないか‥それだけを追い求めていました。
周囲の評価が少しずつ変化して、見学に来る人が増えても、私のスタンスは変わることありませんでしたし、同じことを考え続けていただけでした。元々、空手の世界でも一匹狼的な生き方をしてきましたから、群れることが苦手でしたから、私にとっては私らしい生き方でした。
今、改めて原点を大切にしたいと思います。幸せなことに、私にとっては大学で授業を開発するという仕事があります。目の前の学生たちのために、楽しくて役に立つ授業を開発実践していく‥これが私の仕事です。その成果を少しずつ、現場の皆さんにお伝えしていきたいと思います。
