「質問で介入したら、うまくいきました!」

 大学の「ロジカルシンキング実践」の第4回終了。最近は火曜日から水曜日にかけてはこの授業準備に追われています。93人を相手に毎回AL型授業を展開するという無謀な挑戦も少しずつ形になってきました。第1回は授業開始までに20分間かかったのが、第2回は10分、第3回は5分、今日の第4回は4分でした。学生もSA(スチューデント・アシスタント)も着々と慣れていきます。
 第2回にSAから言われていたのは、「1歳、2歳しか離れていない後輩に、偉そうに注意なんかできません。どうすればいいですか?」でした。私はそれに対して「質問による介入」を提案していました。いくつかの場面での質問例を示して、やっみてくださいとお願いしていました。本日の授業の後の、振り返りの中で4年生のSAから出たのが冒頭の言葉でした。第1回は寝ていたような学生が、今日はとても前向きだったと喜んでいました。私もパターン化した質問による介入がかなりの妥当性を持っていることが実証できたことに安心しました。