質疑応答、時間オーバー!

【授業研究】大学での授業「ロジカルシンキング実践」、第2回が何とか終了したことは昨日書きました。その中で印象的なのは学生たちが講義を聞く態度と、質問でした。
 講義の内容は主に「メタ認知」でした。この授業の根本目的は「考えることを考える」であり、これを「メタ認知」という、という内容でした。正直なところ、かなり難しい内容ですし、まあ、何となく通り過ぎても仕方がないと予想していました。
 ところが、学生たちは食い入るように聞きます。昼休み直後の授業であるにも関わらず、約100名が誰も寝ることなく、聴きます。そして、質疑応答です。
「僕たちがメタ認知できるようになるとどんないいことがありますか?」
「最初からメタ認知できる人と、大人になってから訓練した人と、どっちがいいですか?」
メタ認知の中で、思い出すことと、考えることは別ですか?」
などの質問が続々と出てきます。10分間の予定の質疑応答の時間がだったのですが、7〜8人の挙手があり、20分近くを費やしてしまいました。
 これはとてもうれしいことです。この学生の熱意を下げないように、今後も準備を周到に続けていきたいと思います。合わせて、グループの話し合いの質をあげることが、次の課題です。