ようやく見つけた!

【授業研究】高校の先生たちが、新学期が始まり、新しい授業にチャレンジしている話が続々と伝わってきます。それを見ながら焦っています。
 大学の後期が始まるのはもう少し先ですが、後期に担当する新しい授業をどうすすめるのか、イマイチ自分自身でピンと来ないのです。もうシラバスは提示しているし、授業ができないことはないのですが、何となく、意義づけや、方法が、論理的に一貫していないというか、ひとつひとつの授業内容のつながりが薄いというか‥モヤモヤです。
 考えてみれば、高校教師の時は基本的には教科書に沿って教えればよいので、こういう苦労はあまりありませんでした。で、8月中はあれこれ本を読んでみたのですが、益々、?が増えるばかり。
   そんな中で昨日は大学で、ご父母を招いての説明会&懇親会。並行して成績の悪い学生を呼び出して二者面談や三者面談も実施しています。なんと面倒見の良い大学なのでしょう![大学の宣伝でした(笑)]
  その中で偶々隣になった大学の先生と、「実は悩んでいるのですよ〜」と愚痴ってみたところ、「うーん、お役に立つかも‥私の研究室による時間ありますか?」と意外な返事。もちろん、ずーずーしく懇親会の後に、研究室までお邪魔します。
  で、あれこれあれこれ話して盛り上がり、懸案の授業の構想に協力してもらえることになり、その先生のご著書を借りて帰ってきました。「小林さんが言っているような授業を僕も持ちたいと大学に話していたんですよ」なんて話も飛び出すほどに意気投合!
  モヤモヤしていたことの理由もわかりました。それがわかればあとは簡単。ようやく、自分で納得できる後期の授業をつくれそうです。準備は忙しくなりそうですが‥。