【授業研究】関西の中学校に呼ばれました。全校生徒が100人未満の小さな学校です。「学力向上」に関する研究指定校として2年間の研究をするというので、AL型授業を中心に考えようということになり、私を呼んでくれました。近くにたくさんの大学があるのに、わざわざ関東から呼んでいただけたことに感謝しています。
この中学校の先生は十数人。近隣の小学校と高校の先生たちも参加していただいて、30人程度での研修会になりました。午前中に「AL型授業入門講座」を実施し、午後は中学校の先生たちだけで、「研究授業と振り返り会」について研修しました。その中でうれしかったことが3つありました。
1つは、最後の感想の時に女性の先生が発言されたことです。
「大学の先生が来るというので、こわい先生が来るのだと思っていました。でも、やさしい先生だっのでほっとしました」(→研修会に対するイメージはこわいのかあ‥と驚きもありますが、まあ、安心してもらえたのはよかったです)
次も女性の先生の発言ですが、授業見学の視点=「しくみ、しかけ、教え方、支え方」について、次のように述べてくれました。
「今まで人の授業をどう見学すればよいかよくわかりませんでした。この視点で見るととてもよくわかりました。この分類は役立ちました」(→去年、考え抜いてつくった視点の分類でした。研究成果をほめてもらうのはうれしいことです)
そして、リフレクションカードの次のコメントです。
「これは単なる手法ではなく本質であり、本質を表現するための手法でもあると考えます」
(→どきりとしました。私が実践していることをとても深くとらえてくれたということのようです。色々な気づきにつながりそうなコメントです)