【授業研究】大学で担当している授業「リーダーシップベーシック」の変化です。先週、先輩たちのセッションを見学して、色々な気づきがあった学生が、今週の自分たちだけでのセッションでどんな動きをするか楽しみでした。
始めて見ると、今までと大きく変わったのは静けさです。今までのときどき笑い声を含んだ騒がしさはなくなり、集中していることがわかりました。質問や回答以外の発言が少なくなりました。あちこちのチームから、「最高のセッションでした!」の声が聞こえてきます。
また、少ししかけをしたことで質問も出るようになってきました。10分間の質疑応答の時間に7〜8個の質問がでました。これだけ多くのやり取りができるのは、学生の質問がコンパクトだからです。もちろん、私の回答もコンパクトです。このコンパクトな質問と回答はセッション中の発言のモデルにもなるととらえています。
更に、ミーティングレコーダーという装置を使い始めました。セッション中のテーブルの中央に乗せておくだけで、周囲360度のメンバーの様子を音声と動画で記録します。色々な目的があって使用することにしました。学生にとっては適度な緊張感が真剣に取り組むことを促したようです。
これで第6回が終了。あと8回でどこまで高めていくか、また考えなくてはなりません。わくわくします。