授業改善研究の新しい段階へ

【授業研究】関東の某高校へ研修会講師として伺いました。この高校に伺うのはこれで5回目です。昨年、4回連続して伺い、入門講座(AL型授業体験)、AL型授業見学と振り返り会導入、振り返り会実践、概括と次の課題設定、と進めてきました。
 そこまでの時点で私が理解していることの大半を投入してきた感じです。校長先生からは「今年も継続して頼むよ」と言われて、あれこれ考えてきました。事前にアンケートを取って状況を把握しようとしましたが、多くの先生たちの回答が集まり、かなり多くの実践が始まっていることがわかります。同時に、悩みや課題もたくさんです。
 校長先生からの課題設定は「AL型授業の定着と進化(深化)」。私の個人的課題は「教え込みすぎないコンサルテーション」です。AL型授業と同じであまり教えこみすぎると依存性を高め、クリエイティブな授業づくりを阻害するのではないかと心配しています。今までにやったことがない段階への挑戦です。この学校が先生も生徒も成長するとともに私自身も学習・成長していきたいと思っています。
 新しいチャレンジの場を与えていただいたことに感謝しています。本当にありがたいことです。