うまく行けば「生徒がいいから」?

【授業研究】抱えている雑誌の原稿を書きながら、ふと思い出したことがあります。(AL型授業と生徒指導に関するテーマです)
私の授業を見てひとことだけつぶやいて帰る人がかなりいました。それは「ふーん、生徒がいいんですね」でした。これは生徒が「よく話し合い、考え続け、チームとして協力し続けている」ことを評価しているのだと思われます。
  問題は原因と結果の取り違えです。これらの人は、「生徒がよい」という原因があって、「AL型授業がうまくいく」という結果があると理解しているのです。私の理解は違います。逆です。「AL型授業を続ける」という原因があって、「話し合ったり協力したりできる生徒」という結果があるのです。
この種のことがあちこちにありそうな気がしてきました。