「去年(17人)より、今年(47人)の方が満足度が高いのはすごい!」「そう?」

【授業研究】3/21の研修会についてメールやメッセージをたくさんいただいています。スタッフ間でも色々な話をしています。その中で出た上記の発言は興味深いものです。
 「人数が増えたのに満足度が上がるのはすごい」と褒めていただいているのですが、その背景には、「人数が増えれば、満足度は下がる」という「常識」があります。でも私は経験的には、それはだいぶ違うと感じています。
 ワンウェイの授業ではこの常識はある程度成立しているのかも知れません。しかし、AL型の授業では人数が多い方が活性化します。話し合いが弾みます。多様な意見が出るので話が広がり、深まります。
 ヨコにそれたり、雰囲気が壊れたりしないように、「しくみ」「しかけ」「教え方」「支え方」に工夫していますが、それが準備できればあとは人数が多い方が活性化します。むしろ、人数が少ない場合のグループワークを活性化する方が高度なスキルが必要とされます。
 AL型授業に関する「盲点」の1つです。