「どの講師の方も授業を良くしようと努力している…」

【授業研究】某専門学校での教員研修は2日間同じプログラムで、メンバーを入れ替えて実施しました。様々な専門を持った先生達を同じグループにして、実践を共有し、課題を構造化し、解決策の提案をしてもらいました。これは「異なる専門(教科科目)の人が集まった方が学びが起きやすい」という私の持論に基づくものです。
 2日間で約10の提言が出そろいました。そこには多くの問題点の指摘もあります。予算が必要なことやトップが考えなくてはならないこともあります。しかし、全般に建設的で前向きな提言になりました。4時間のワークショップの中で私が「講義」したのは15分間。大半はメンバー同士の話し合いです。事前に練り上げたデザインと丁寧に介入し続けたことも大きな成功要因であるとは思います。しかし、なんと言ってもメンバーの意欲と実力の賜です。それを引き出せたことに満足感があります。以下、感想の一部です。
「どの講師の方も授業を良くしようとしていることがわかってうれしくなりました」
「他の先生方の実践を聞けて役に立ちました」
「ALに対する若干の消極的な気持ちがなくなりました」
「他校の先生達との交流ができ、悩みを共有でき、とても勉強になりました」
「ALをやっている人同士の交流がとても大事だと感じた。Facefookページをつくったらどうだろうか」
「ALを実践しているからわかることがたくさんありました。今日の研修の前に実践しておいて良かったです」