「アダプティブラーニングAdaptive Learning(適応学習)」に興味。

【授業研究】似たような言葉が次々と出てきますが、この言葉にはちよっと惹かれています。要は「1人1人の特性に合わせた授業」を実現すると言うことのようです。「バリアフリー」とか「ユニバーサルデザイン」という考え方ともつながる考え方のようです。そして大賛成です。以下のリンクの動画は(英語がわからない私にも理解できます)、とてもわかりやすくなっています。
http://wired.jp/2013/04/27/adaptive-learning/
 また、早稲田大学の向後教授がHPの中で指摘されていることも共感できます。
(引用)
何をアダプティブにするか。

1 個人の理解度によるコンテンツ選択
2 個人の学習スタイルによるコンテンツの提示法
3 個人の状況による学習方法の選択
1から2, 3への展開。
(出典)
http://kogolab.wordpress.com/2013/05/19/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0/

   1については、全員に同じコンテンツや練習問題を与えることから脱却して、個々人が自分にあった課題や練習問題に取り組めるような形式にしたいものです。これは生徒学生が「自分で自分の学習に責任を持つこと」です。この視点でチャレンジしたいものです。
   2は「学習スタイル」を大切にしたグループワークはやってきました。個々人の学習スタイルを抑圧しないで、むしろチームに貢献する力となるように支援してきました。コンテンツもそれに合わせてバリエーションをつくるのは、これまではできませんでしたが、生徒達全員がタブレットスマートフォンを持てばできそうです。これにも挑戦したみたいものです。
   3は今まで意識していませんでしたが、何となくは意識し、対応していたところもあります。これも生徒学生の自己理解や積極性が重要になります。徐々に取り組みたいものです。