「私もずーっと教育の問題にひっかかりを感じている」

【雑感】昨日の記事とその前の2回の記事について飲みながら話しているときのPさんの発言です。Pさんは、「結局、そのひっかかりが今の仕事を選ぶことになり、ようやく最近、自分の仕事としてその課題解決に立ち向かっている」と言います。
 私が以前からのひっかかり、疑問を引きずってきて、最近の実践につながっているのと同じです。そういえば‥思い出したのがR校長。初対面の時に「俺は学校教育の世界っておかしいと思い続けているんだよね」との発言にびっくりしたものです。このR校長は「この授業がうちの学校が生き残る唯一の道だ」とAL型授業の展開に強い指導力を発揮していらっしゃいます。
 昨日、紹介したNさんは、その疑問や違和感を失うことは「底なし沼に沈むこと」と感じたと言います。アクションラーニング(質問会議)ではある段階で「何となく引っかかっていることを意識することが大事。それを質問の形で出してください。それが大きな視点の変更につながることが多いのです」とALコーチが指摘します。
 ひっかかり、疑問、違和感‥を「温存し続けること」「それを質問すること」「それを課題として捉えて行動したりすること」が個人の成長、組織の変革につながるのだということをこの数日間、改めて考え続けています。