謹賀新年

明けましておめでとうございます。
今年1年の計、つまり、「はかりごと、くわだて」を記しておきます。

今年の私の最大のイベントは「社会に出る」ことです。
大学を出て、空手家としての生活を経て、教員になった私は、
どうも、「社会を知らない」感じを持ち続けてきました。
大げさに言うと「学校社会」に「囚われている」気がしているということです。
今年の4月からは、定年退職をして、「晴れて」ここから社会に出て行きます。
いわゆる雇用関係からも抜けることになりそうです。
ワクワクする気持ちと、とまどいや不安があります。

そんな私の最大の強みは、「ミッション(使命)」が明確であることです。
それは「アクティブラーニング(能動的学習)を日本に広める」ことです。
小中高校、大学、短大、専門学校、予備校、学習塾などの、
あらゆる「授業」がアクティブラーニング型の授業になるように働きかけます。
その理由は、それが人類が生き延びるのに必要だからです。
日本が沈没しないで維持発展するのに不可欠だからです。
そして、私は高校物理ですでに6年間、毎日実践し続けてきたからです。
この実践を多くの方が注目し、取り上げ、議論してくれました。
おかげて、私はこの授業を深く理解し、伝え広げる意義を知り、
伝えるためのノウハウも編み出してきました。
公立高校の教員という枠から解放されることをきっかけに、
このミッションを本格的に実践に移します。

去年、2人の方が伝えてくれた言葉が心に深く残っています。
これをよりどころにして、今年1年歩き出します。

「ミッションを伝える人がミショナリー、つまり伝道師なのです」
→私はアクティブラーニングを広める伝道師になります。

「アクティブラーニング型授業が注目されているうちはダメ。
 特殊な存在なのだから。
 授業といえばアクティブラーニングが当たり前になると、
 そういう言い方すらなくなる。そうならなくては…」
→アクティブラーニングという言葉が不要になることを目指します。

より具体的な計画は、4月1日に改めて述べることにします。