副反応ほとんどなし!

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【授業研究】7/11(日)にワクチン接種2回目が済みました。前回は強い倦怠感に3日間ほど苦しみました。2回目が強いと聞くので冷や冷やしていましたが、今日(2021/7/14)で4日目ですが、朝は爽快です。接種日翌日の午後に少し倦怠感がありましたが、さほどの副反応もなく乗り越えたようです。

 来週の月曜日(2021/7/19)には静岡県の学校に対面研修会で出かけますが、安心して出かけることができます。東京は緊急事態宣言中ですが先方からも何も言われていないのでOKということのようです。8月には大阪、神奈川、愛知と対面研修で行きますが、これも安心して行けそうです。先方にも2回目終了と連絡してあるので、安心して受け入れてもらえそうです。

 神奈川の学校では、その学校の先生たちも当日までには2回目の接種が済んているということなので、早めに着いてランチをご一緒することにしました。夜はその学校の知り合いの先生と食事に行こうとしています。この先生とはこの1年間何回もオンラインで話してきましたが、リアルで対面するのは2年ぶりかそれ以上ぶり。日常が戻る‥という気がします。

 一方で、オンラインの研修会もいくつも入っています。特に長崎県五島市でのオンライン研修会は私は東京から、福江島にある五島市教育委員会の指導主事さんは福江島から、その他の先生たちはたくさんの離島の学校からオンラインで参加することになります。ここではオンラインで研究授業を見学し、新しいオンラインツールを用いた「振り返り会」を実施します。新しいチャレンジにわくわくしています。

 こんな風に「日常が戻る」と「未来が来る」が同時に起きていく気がします。あと約1ヶ月で69歳になる私ですが、とても長い時代を生きている気がします。東京オリンピックも2回経験することになりますし‥(笑)。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
(*1)「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
(*2)「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

新しいシリーズの打合せ

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【授業研究】昨年秋から「みんなのオンライン職員室(*1)」のバックアップを得て連続講座を担当しています。今週末で第2期が終了します。そこで第3期の打合せを開いてもらいました。

「第3期もやらせてもらえるの?」
「みん職の中では小林さんの人気は高まっていますからね~」
と言われるとうれしくなります。

 何をテーマにするかは世話役の皆さんと相談して決めるのも「みん職」のユニークなところです。現場のニーズを聞きながら、私のやれること・やりたいこととを調整していきます。今回は「アクティブラーニング入門3(*2)」が「みん職」の中では人気があるので、それをオンラインで教えてもらいたい、可能ならオンラインで実践してみたい、というリクエストです。

 これは私にとってもうれしいことです。この中で紹介している「授業者を傷つけない振り返り会」は授業研究の成果を左右するものであると感じています。その方法を最近はオンラインでもできるようにしてきました。かなりたくさんやってきたので、ノウハウも蓄積できています。これをこの講座で多くの皆さんに実践してもらえたらうれしいことです。GIGAスクール構想のおかげでどこの学校にも使える端末が増えたことも大きな後押しになっています。

 9月から始めて来年2月くらいまで続ける予定です。詳しいことが決まったら、このブログでもご案内します。お楽しみに。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
(*1)「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
(*2)「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

ワクチン接種2回目終了

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【授業研究】東京大規模接種センターで2回目のワクチン接種を完了しました。約1か月前は金曜日の16:30、今回は日曜日の18:30の予約でした。前回に比べると接種に来ている人も少なく、立ち止まる時間はほとんどなくスムーズに進みました。係員の人たちも、慣れてきたからか、人数が少ないからか、良い意味でリラックスして対応してくれていることが良くわかります。

 「こんにちは」「おつかれさまです」と係の方が声をかけてくれるのは前回と同じ。私もできるだけ「お世話になります」「ありがとうございます」と返事をしていきます。前回と違うのは、そのあとに「ついでに」雑談が何回かできたことです。

 「2回目なので副反応が強くなるかと心配です」というと看護師の方が「ああ、そうですよね。私もそうでした。仲間には結構強く出た人もいました」と答えてくれます。帰りの最後のエレベーターでは「この時間になると空いてくるんですよ」と声をかけてくれました。「そうですね。楽でしたよ」と答えると、「意外に朝、開場の30分以上前から受付前の広場に並ぶ人が多いんですよ。準備ができていないのに、早く入れろと言われることもあるんですよ」「それ、対応が大変ですね~」などとやりとり。

 高校受験当日、開門の1時間以上前から正門前に並ぶ中学生が毎年数人はいることを思い出してしまいました。いずれにしても楽しいワクチン接種体験でした。副反応が心配です。朝の時点では頭痛も倦怠感もなく、腕も前回よりは張っていない気がします。このまま通り過ぎてくれると良いのですが‥

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

私が貢献できるところもありそう‥

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【授業研究】少し先に講師としていくことが決まっている学校と打合せをして少し不安を感じました。その理由はその学校では特定の方法で継続的に授業改善を続けていることが分かったからです。依頼を受けた時点でわかっていれば、そこでお断りしたかもしれないのですが、今回は理解するのが遅れました。

 授業改善や学校改革に様々な方法があるのはもちろん知っています。多くの指導者がいることも知っています。私が埼玉県立越ケ谷高校で実践的に活動していた時にも、同僚には様々な理論・手法を土台にして実践している人たちがいました。その時の私たち=授業研究委員会のスタンスは、「学校として特定の方法を採用するのはやめよう」「誰がどの方法でやっても良いし、それを委員会として評価することもやめよう」でした。それでうまく行っていました。

 しかし、現場ではそうではないところもあります。1つの学校で「特定の方式」で取り組んでいる学校もあります。そんな学校では、それ以外の方法は否定的にみられていることもあります。そういう学校や学校グループに講師として呼ばれて嫌な思いをしたことが1度以上あります。私は特定の方法に対して賛成も反対もしません。しかし、「その学校の方法以外の授業を実践している講師」というだけで最初から敵対的な姿勢をとる人もいます。何回かそういう経験をしたので、事前にわかったら、お断りしています。

 今回は引き受けて、詳しい話をする中でわかりました。担当の方は比較的柔軟に対応してくれそうなので、あまり私が意見を出さなくて良いように誘導してくれているようにも感じました。そこでその流れに任せることにしました。打ち合わせから少したってから詳しい進め方についての連絡がありました。

 そこには「小林さんの振り返り会の方法を知りたい」「生徒の学び方にどう介入ているのかを知りたい」という内容のことが書いてありました。これはうれしいことです。この2つは私の授業研究の中で私(私たち)が発明してきたユニークな方法です。他の方法を使っている学校のやり方とそれほど矛盾しないと感じるところです。これならある程度の貢献ができそうです。ほっとしています。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
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「深く胸に刺さりました」

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【授業研究】某県教育委員会からのミドルリーダー向け研修会講師の依頼がありました。採用後10年程度の先生たちが対象ということです。30代半ばから40代前後の先生たち向けということです。また「生徒との関わりかた」を意識することも課題にして欲しいとのリクエストも含まれています。

 この年代の先生たちに「自分の生き方=キャリア形成」をしっかりと考えて欲しいという思いが私には強くあります。それには私自身の経験が大きくかかわっています。35歳で空手家から教員に転身した私は「荒れる学校」に勤務しました。この学校に11年間勤務しました。この時に私は、「勉強をする気の少ない生徒向けの物理授業」「暴力的傾向の強い生徒たちに対する生徒指導」「荒れる学校では見落とされがちだった傷ついている生徒たちに対する教育相談(カウンセリング)」などを勉強し続けました。

 この時の経験がその後の活動の大きな基盤になりました。その意味でこの研修会を受講する先生たちには私よりもっと良い教師としてのキャリア形成をして欲しいという想いが募ります。その想いをどう伝えるか‥事前視聴用動画=講義動画をどうつくるかにかなり時間をかけて考えました。

 その結果いつもとは違う構成にしました。いつもなら授業改善の実践的な話、理論的な話などを取り上げたのちに、「ライフシフト」の話を入れるようにしています。今回は最初に「ライフシフト」の話を入れて「自分の人生を大切にしましょう」というメッセージを強く発信しました。その上で毎日の「教科指導」「生徒指導」「組織的な授業改善」にチャレンジしましょう、と伝えることにしました。これらは「生徒たちとの関わり方を変える」「先生たちとのかかわり方を変える」ことになります。それらが「ライフシフト」が強調する「3つの無形資産」を鍛えることになります、と意味づけしました。

 予定より1日遅れて金曜日の昼頃に送信。すぐに担当の指導主事の方から返事がありました。「早速、受講者に送信します」のあとに「ライフシフトの部分は深く胸に刺さりました」とありました。私の想いが伝わりました。工夫したことが伝わり、そのことをすぐに伝え返してもらうことは本当にうれしいことです。これからつくらなくてはならない事前視聴用動画がいくつもあるのですが、大きな元気を与えてもらった気がします。ありがたいことです。

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多様な仕事の依頼

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【授業研究】おかげさまでコロナ禍にも関わらず、色々な仕事の依頼をいただいています。大学で仕事をしていた6年間は多忙を極めていたものの、今振り返ると「同じような仕事に忙殺されていたのかもしれない」と感じてしまうほどです。

 依頼をいただく仕事の内容は大きく分けると3つです。1つは学校や学校群または教育委員会単位での研修会講師の依頼です。2つは主にオンラインで行う個人対象の研修会です。そして3つ目は「新しいことにチャレンジをする」仕事です。もちろんそれらに共通する基盤は「授業改善」「学校教育」「教師の成長」などがテーマです。そのそれぞれがとてもクリエイティブです。

 1つ目は学校や教育委員会からの依頼を優先して内容を決めていきます。「主体的な学びの態度の評価」についてなどのタイムリーな話題をテーマにすることもあれば、初任者研修、ミドルリーダー研修、管理職向け研修など多彩です。時には「授業改善など全くやっていません」という学校もあります。その場合でも何かしら先生たちの学習意欲を高める刺激になるようにと苦心します。これらには長年取り組んできた私自身の授業改善の実践や理論研究が役立ちます。

 2つ目のテーマは1つ目と同様に様々に変化します。これに役立つのが私の実践や理論研究であることも同様なのですが、違うのは「オンラインの強み」を活かせることです。この1年間で私は動画作成の腕を上げ、「研修会に使うための動画」の質を挙げました。スプレッドシート、jambordなども入れ込むことで参加者の学びの質向上を実現します。その意味ではコロナ禍に巡り合えたことをありがたく感じています。

 3つ目は「新しい発想で始めているGCS(グループ・コンサルティング・サービス)」「授業研究に役立つオンラインツールの開発と実証研究」「組織開発に役立つ診断ツールの開発研究」「生徒の非認知能力測定ツールを広める研究」「雑誌への連載」、そして最近は「協働研究する仲間を集めようとする小林研究室(仮称)を設立する準備」「YouTubeを利用した新しい発信」なども具体的な計画の段階に入りました。

 高校教諭としての25年間、大学教授としての6年間、のそれぞれの時期もそれなりに楽しかったのですが、現在の多様性の高まりはとても楽しいものです。それももうすぐ69歳という年代で体験できるということもとても幸せだと感じます。フリーになって時間制約があまりないのもありがたいことかもしれません。オンラインが増えたことで、体力低下を補えることもラッキーなことです。明後日で2回目のワクチン接種も終わるし‥、これからは対面研修もかなり安心して動けるのも楽しみです。

 何より色々な仕事を依頼してくださる多くの会社・組織・学校等の皆様に感謝感謝です。もっと勉強して期待に応えます。

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でかけるとスッキリ?

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【授業研究】久々に出かけました。昨日(2021/7/7)の記事に書いた裏側を記します。月曜日に河合塾コスモ名古屋の授業の後、時間が空いたので、岐阜に住む大学の時の友人を呼び出して名古屋でランチ。食べて語り、街を散歩してカフェで語り、夕方に名古屋から京都へ移動しました。京都では駅そばの温泉のついた高級旅館が普段の1/4くらいの値段で出ていたを見つけて2泊。ダブルの部屋をシングルユースにして2泊しても約1.5万円!夜と朝に温泉を楽しみました。

 中学校では久々に会う皆さんと色々と語り、授業を見せてもらい、「振り返り会」をして、夜も感染予防に気を付けながら会食。水曜日は雨だったのと仕事が増えたので朝から戻りました。帰りの新幹線の中で気が付いたのは身体も気持ちを妙にすっきりしていること。

 どうやら「閉じ籠り生活大好き」と自認している私でも、外に出る、歩き回る、人と語り合う、語り合いながら食事をする、温泉に入る‥などは身体も心も喜んでいるようです。閉じ籠りが好きと感じている私でもこうなのですから、外出好き、旅行好きなどの人たちは出かけられない日々は辛いのだろうなあ‥と推察することができました。そう感じていたところに「緊急事態宣言再発出」のニュース。

 無観客のオリンピック、酒類の提供制限‥となれば、そういうことが好きな人のストレスは大きいだろうなあと、今まで以上に想像できる気がします。皆様、お大事に。我慢しましょう。

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