200人超になる?

【授業研究】土曜日のオンライン講座の申込は200人超になるかも‥です。そこで対応策を話し合いました。そんなに増えた理由は会社として色々な方法で宣伝に力を入れてくれたことにあるそうです。これはうれしいことです。
更に以下の理由もあるとのこと。

・無料講座であること。
・「顔出しなし=カメラオフ」もOKにしたこと。
まあ、そんなものかなと思いました。

 打ち合わせでは不安材料も色々出てきました。
・「カメラオフ」の人が多いとブレイクアウトルームは
  危険ではないだろうか?
・「カメラオフ」の人が多いと講義の時も真っ暗では
  雰囲気悪いのではないだろうか?

なるほど。スタッフもそれほど多くないので色々な心配はあります。
そこで、質問も多いのでブレイアウトルームなしでやることにしました。
事前視聴用動画はすでに送ってあるので、ぼちぼち視聴してくれています。
また申込と同時にたくさんの質問も来ているので、
質疑応答だけでも時間いっぱいになりそうです。

それは良いとしても「画面が真っ暗」だったら、
こちらはあまり楽しくないなあ~
と気になります。
また、
折角質問に答えても反応がわからないのも
楽しくなさそうです。
そこで、Zoomの仮想背景を使う方法を
以前に教えてもらったことがあるので、
これを使うことにしました。

送った背景画像は5種類。以下にまとめて示しました。
これを使って私が質問に答えた後で、反応を聞きます。
選択できる背景画像は
「すっきりわかった(青)」「モヤモヤ(黄色)」
「わからない(赤)」「質問あります(市松模様)」
の4種類。おまけに「寝てます」もあります。

私が説明後に「とうですか?」と質問すると、
みなさんがどれかを表示することにします。
全体に「青」が多ければ「わかった人」が多い、
「赤」が多ければ「わからない人」が多いということです。

尚、聞いてるときは「顔出ししたくない人」には
適当な仮想背景を出してもらい、
webカメラのレンズを紙などで塞いでもらいます。
これにより顔は映らないけど、
画面は明るいことになります。
顔も部屋の中も映りません。
何より参加者の反応を知ることができます。
さて、このアイデアはうまくいくでしょうか?
うまく行ったら、このデータを皆さんにシェアしましょう!
お楽しみに。
無料講座は当日の出席率が低いという事実もありますけどね‥(笑)。
さてさて、どうなることやら‥

f:id:a2011:20201124232334j:plain

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/
◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

宿題宿題‥汗汗

【授業研究】1週間の出張が終わり、昨日(11/23(月祝))は疲れてゴロゴロしていました。今日からの3日間は出かける予定は1つだけ、それも短時間。休養ができると思っていたのですが‥そうでもなさそうです。やるべきことは以下です。

1 組織的授業改善の次の段階への準備
         現在、3校で実施している方法をもっと多くの学校でやることになりそうです。
  この打合せの原案を作成しなくてはなりません。打ち合わせは明日!

2 ICT活用授業の授業力向上研修会の準備
   単なる機器の使い方ではなく、質の高い授業スキルを伝えた上で、
  効果的な機器の使い方を教えるつもりです。これがなかなか難しい‥。
  事前動画作成締切は明後日。

3 200人超になりそうなオンライン講座の準備
   11/28(土)に予定されているオンライン講座の申込は180名を
   超えてしまいました。200名程度になるかも。すでに事前視聴用動画は
   アップしてあるのですが、進行方法を考える必要があります。

 それ以外にも来週のオンライン講座用の事前視聴用動画作成の締切も明後日。来年度実施予定のミドルリーダー養成講座プログラムの修正案もつくらなくてはならないし‥。予定表を見ると今日からの1週間はほぼ閉じ籠りなのに、やるべきことたくさんです。

 でも、コロナ禍の当初に比べると仕事も増えたし、来年度の仕事も見えてきたし、ありがたいことです。考える内容は全て新しいことへのチャレンジです。これも私にとっては楽しいことです。頑張ります。

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

朝のオンライン・ゼミ

【授業研究】オンライン連続講座の1つはゲリラ的に皆さんの都合の良いときに開催しています。休日の朝の開催が多く、今朝も6~7時に行いました。

 テーマは以下でした。
・「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法について
・上記に伴う細かすぎる生徒指導(生活指導)の実態について
・検定試験(国家試験・就職試験等)合格後の生徒学生の学習意欲低下について
GIGAスクール構想で全生徒に端末を持たせた後の問題について
・過剰適応と思われる子供への対応について

 どれもすぐに解決策が出てくる問題ではないのですか、上記の問題が小中高校、大学で共通して起きていることがわかりました。同時に「授業改善」と「生徒指導」の両方にまたがる問題であることもわかります。

 これらの問題を考える必要性を感じました。現場の先生たちは毎日目の前のことに追われます。私のように現場経験はあるけど、現在は現場から離れて少し時間的に余裕のある人間が考えたり、提案したりすることが必要な気がします。役割分担です。

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

「基本パターンと基本スキル」は好評?

【授業研究】「月刊高校教育(学事出版)」に4月号から毎回「授業改善のリーダーシップ」を連載しています。その中で、私のオリジナルな考え方として「基本パターンと基本スキル」を論じています。この内容について出版社に「面白いですね」とコメントが届いていると聞きました。他からも直接・間接に似たようなコメントが届き始めました。これはうれしいことです。

 7年前に新しい高校物理授業を開発して、このような方法が1つの成功事例ではあるとして各所で紹介してきました。しかし、似たような授業にチャレンジして成功する人も失敗する人も出てきました。私の手法以外にも様々な手法・方式がこの数年間に雨後の筍のごとくに宣伝されてきました。私は「これが正解」ではなく、「ヒントにして欲しい」と言い続けてきたのですが、「自分の授業が非難されている」と感じた人も多くいたようです。

 それらの問題を乗り越えることができそうな理論が「基本パターンと基本スキル」という考え方です。現場では直接先生たちに話をし、手ほどきをし、実証もできつつあります。しかし、雑誌の文章だけで伝わるのかどうかには不安がありました。

 そんな中で連載が10回に近づくあたりからうれしいコメントが届くようになったことに、ほっとしています。4日前に1月号(第10回)の原稿を提出し、あと2週間後には2月号(第11回)の原稿を提出します。いっそのこと、3月締め切りの5月号(第14回)までを書き上げて、これらを基にした単行本の執筆に年末からは集中しようと目論んでいます。

 そのタイミングでこういうコメントが届くのはとてもうれしいことです。意欲的になります。ありがたいことです。

※秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

鹿児島修学館中学・高校、最終日

【授業研究】水木金と鹿児島修学館中学・高校に伺っていました。水曜日は主に初任者研修会を兼ねた研究授業の指導、木曜日は苫野一徳先生を招いての全校生徒向け講演会&対話のイベント。最終日の金曜日は1日かけて授業見学や個別相談を受けていました。

 初めてこの学校に伺ったのは今年の1月。4月から継続的な支援を引き受けて指導を開始したものの、コロナ禍により来校できませんでした。オンラインを駆使して様々な指導はしてきたものの、現場に来て初めてわかったことはたくさんありました。

 校内をウロウロ歩けば廊下や教室、職員室などの様子が分かります。自分が公立学校の教員として勤務したのは4校だけですが、たくさんの学校を訪問しているうちに多くの学校との比較ができるようになってきました。そこからわかること、そこからアドバイスできることもたくさんあります。これはオンラインでは困難です。

 管理職の皆さんとも話しますし、先生たちとも話します。廊下で会った生徒たちにも声を掛けます。雑談もします。愚痴も聞きます。皆さんのジェスチャーや表情から伺えることもあります。こんな活動もオンラインではできません。

 逆に言えば、現場に行ったらやるべきことが少しずつはっきりしてくる気がします。授業改善がテーマですが、授業以外をたくさん見て、授業中ではない先生たちと語り、休み時間の生徒たちと語り‥という活動も大切だと感じます。可能であれば食事会や飲み会にも参加したいものです。

 「授業改善アドバイザー」と大して考えることもなく名付けた仕事名ですが、少しずつこの仕事の定義づけと、やるべきことが明確になりつつあります。楽しい連続出張でした。土日は鹿児島・熊本で少しのんびりします。

※秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

ヒヤヒヤ、ドタバタ、ワクワク‥

【授業研究】火曜日から鹿児島入りして、鹿児島修学館中学・高校に伺っています。毎日、色々なことをしています。昨日はPTA主催の教育講演会。熊本大学の苫野一徳先生を中心に生徒たちに哲学対話の魅力を感じてもらおうというイベントです。7月に続いて今年度2回目の開催でした。

 7月は感染予防のためにオンラインで開催しました。苫野先生も私もオンラインで参加。生徒たちも各教室でした。今回は全員が揃って、体育館で対面で実施‥‥の予定だったのですが、2日前に苫野先生がオンライン参加に急遽転換ということになりました。大学からの指示とのこと。その連絡が入った翌日には鹿児島大学クラスターが発生して、全学閉鎖になりましたから、熊本大学の指示は正解です。

 とはいえ、オンラインと対面をミックスするハイブリッド型のイベントは機材の調整が複雑です。前日の放課後かなり時間をかけて設置し、実験も行い、これならOKとなりました。当日、念のため、11時に確認し、休憩してから、13:30に開会の予定でした。ところが‥11時にテストすると不調。あれこれやってみるのですがなかなかうまくいきません。昼休みも取れずに、本番に何とか間に合いスタート。苫野先生の講義が始まってすぐにダウン。青ざめます。

 私はファシリテーターなのでステージ上にいて進行を調整し、後半の「対話の時間」には体育館のフロアを回って生徒たちをファシリテートして、オンライン参加の苫野先生とつなぐ役割です。この立場にいて、このダウンには青ざめます。用意したシステムの復旧をお願いすることと並行して、若い先生たちに他の方法はないか検討して欲しいと依頼します。両チームの進行状況の報告を受けつつ、苫野先生の講義を聞き、遅れた時間をどう調整するかの計算もします。

 若い先生たちが斬新なアイデアを出してくれて、その方法に移行します。何とか前半を終了して休憩時間にもシステム調整と進行調整でドタバタが続きます。何とか後半のワークしショップは動き出します。この間にも若い先生たちはアイデアを出し続け、移行したシステムを改良してくれます。マイクを替える、PCを替える‥ワークショップを進行しながらこれらを並行して進めます。

 それでも生徒たちは真剣に話し合います。色々な意見を出します。それに対応しながら苫野先生とやりとりして「次の一手」を決めていきます。飛び入りの生徒からの質問も捌きます。16:30定刻通りに終了。苫野先生も楽しんでくれたようですし、何より生徒たちの満足も高そうでした。

 気が付けばランチ抜きの1日になりました。でも、先生たちみんなでトラブルを乗り越えたという達成感は大きいものがありました。良い体験になりました。講義と対話を支えていただいた苫野一徳先生、トラブル対応を継続してくれた先生たち、生徒を支えてくれた先生たち‥皆さんに感謝感謝です。

※秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

来年の夏の研修会講師依頼

【授業研究】某県の教育センターから、来年夏の研修会依頼が来ました。気が付けばすでに少し来年度の講師は入っているのですが、この依頼は特別うれしいものです。今年初めて依頼があり準備をしていたところ、コロナ禍で次々に研修会がキャンセルになっていきました。この研修会は4月に「オンラインでできませんか?」と依頼してくれた最初のケースでした。その時は、私はまだオンライン研修会をやったことはありませんでしたが、Zoomの経験は以前からあったので、何とかなるだろうとお引き受けしました。

 実施は8月だったので、それまでの間にすでにいくつもオンライン研修会講師を務めたので、当日はかなり余裕をもって対応することができました。その教育センターとしても少しずつオンライン研修会にチャレンジしていたものの、このオンライン研修会で人数も時間も最大規模のオンライン研修会への挑戦になったようです。

 そのため、当日はセンターの所員は「総出」という感じでした。そのおかげで所員の人たちと話をしましたし、その後も、Zoomで色々な話をすることもできました。そんなこんなで、とても印象深い研修会となりました。その研修会の依頼が再びいただけるのはうれしいことです。

 テーマは授業改善。今年は急遽、オンライン授業をテーマにしましたが、来年度は現在進行中の組織的授業改善の方法と成果を伝えることもできそうです。そのころにはこれらに関する新しい本も何冊か出版されているはずです。というより、それを目指して頑張って書こうという気にもなります。

 私をやる気にさせてくれるという意味でも、とてもうれしい講師依頼になりました。来年度も楽しみです。

※秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。