大学の授業研究に協力しました

【授業研究】大学では組織的な授業改善活動を進めています。チームごとに異なるテーマを設定し研究しています。その中の「リーダーシップ」をテーマに研究しているチームから、私の授業を研究対象にしたいと依頼を受けました。

 チームの代表の先生が来てくれました。どれくらい観察するのか私は良く理解していませんでしたが、こちらはいつも通りに授業をやるだけです。観察に来た先生は授業開始前から教室に入り、100分間観察し続けてくれました。その後も研究室に戻って20分間程度のインタビュー。更に「報告書案を作成してからメールで送るので見てください。意見や修正もしてください」とのこと。

 これほど綿密な授業研究の対象にしてもらったことは、高校教員の時を含めてもほとんどなかった気がします。新聞や雑誌のインタビューで長めのインタビューを受けたことはありますが、彼らは「授業者」ではないので彼らが訊きたいことと私が言いたいことは少々ずれます。今回は「同じ大学で」「同じ学生に」教えている授業者からのインタビューです。

 「うちの学生がこんな反応をするとは意外でした」「何をしてきた結果なのですか?」などの質問は、「同じ大学にいて、同じ学生を指導している」からできることでした。現在執筆中の本にも書いているのですが、「外部に出かけていく学び」よりも「現場での同僚同士での学び」方がはるかに効果的であることを改めて実感しました。

 私の授業が本学の授業改善に貢献できるならうれしいことです。

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