島根県に伺いました

【授業研究】島根県教育センター浜田教育センターに伺いました。「学級経営実践講座」として小中高校・支援学校の先生たち約30名の皆さんが御出席でした。最近の私は教科の授業改善の成功を成功させ維持するためには「授業者スキル」の整理とともに、「担任スキル」を同一線上で調整しなくてはならないと感じています。

 この発想は広く言えば「教師スキル」を一般的な「社会人スキル」とスムーズに接続することも求められます。そうでないと「100年人生」や「マルチステージ」を歩きぬくことができないととらえています。これは一見、面倒な事に聞こえるかもしれませんがそうではなく、むしろ教師と言う職業には大きなメリットがあることになっていきます。そんなことを考え始めた時に、この研修会のお話をいただいたのはラッキーでした。担当の方とメールで調整しながら、これまでの研修会プログラムとはかなり異なる内容を作って臨みました。

 結果は大成功。午前午後の6時間に及ぶ研修会でしたが、寝る人は一人もなく、質疑応答の時間は次々に手が挙がりました。センターの所員の方は口々に「こんなに質問の手がたくさん挙がる研修会は初めてです」と驚いていらっしゃいました。16時に終了して、更に質問のある方は講師控室にどうぞ、と案内したところ7~8人の方が来てくださいました。講師控室の椅子がいっぱいになってしまいました。「タクシーが待っていますから、このへんで」と所員の方がストップをかけるまで1時間続きました。

 最近の私は事後の質疑応答も「一人ずつ」をやめています。みんなで丸くなって一人の方の質問と回答を全員で共有します。当然、ある人の質問と私の回答に他の人が続けて質問することもあります。これにより、学びは深まり広がります。これも「対話」の重要な構造です。

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