理系と文系の違い?

【授業研究】ある小説の一説にちょっと考えさせられました。

「健太は先を見過ぎるところがある。これは文系と理系の違いかもしれない。理系の人間は、倦まず、繰り返し同じ実験を行う。その先に重大な真理を発見するかもしれないからだ。失敗だ、ダメだと次々に新しいことをやっていては心理に到達しない。

 文系人間は違う。先を読み、他人より早く手を打とうとする。そうでないと他人に負けるからだるどちらにも一長一短がある」(「奇跡の改革(江上剛/PHP文芸文庫))

 私はこの分類では理系になるのだろうな~と感じています。最近でいえば、もう20年以上「授業改善」だけを考え続けているからです。同じテーマで接した多くの人たちはいつの間にか、他のテーマにシフトしている気がします。

 そのことを私は単に私の特性とだけ考えていました。私はあることにこだわり始めると、なかなかそれを手放さないからです。単に気になり始めると、気になり続けるからです。それをこういう視点で見る方法もあるのだと、新しい視点を得た気分になりました。

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