「対話的な学び」のデザイン次第

【授業研究】松戸市立小金中学校研究部の皆さんと来年度の研究テーマを話し合っている時に気が付いたことが2つあります。

 1つは様々な目的・目標を設定して、それらを実現する授業をつくるには、目的・目標に合わせた「対話的な学び」をデザインするという意識で臨めばわかりやすいということです。

 2つ目は、「生徒に何をさせるか」という計画と、その過程で「授業者は何を意識的に行うのか」という計画の二重構造にすればわかりやすいということです。これまでの指導案などで取り上げている計画は大半が「生徒に何をさせるか」です。そのために「授業者が意識的にやるべきこと」を基本スキルの組み合わせとしてデザインしておけばうまく行くはずだということです。更に言えば、それを「指導案」に書けばよいことになります。

 上記を考えていくことができそうな気がしてきたのは「授業者の基本スキル」を「授業の前半・中盤・後半」及び「授業後の授業者の振り返り・、授業準備・休養」というサイクルに分けて構造化できつつあるからです。私の頭は最近このことに夢中です。

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