都立町田高校で3時間授業

【授業研究】何度も伺っている都立町田高校で5,6,7時間目(45分授業×3コマ,1年生,3時間とも異なるクラス)の授業を担当しました。内容は全部異なります。5時間目は「なぜ授業改善が必要なのか」をテーマに講義がメイン、6時間目は「コンセンサスゲーム」,7時間目は1年生にとっては「初めての物理授業体験」。

 全部教室も替わるので、PC等をもってバタバタと移動。途中迷子になる瞬間もありました。久々に現役高校教員の雰囲気を楽しむこともできました。

 このイベントは同校のK先生との共同研究の手始めです。「職人芸としての授業スキル」を誰でも共有できるように一般化することを狙っています。そのために職人芸としての私の授業を記録して分析しようというものです。

 ちょうど、私も「授業者スキル体系化」の整理と、毎回の授業をすぐに評価できる「効果測定アンケート」の原案ができたところだったので、これらも組み合わせて使ってみることにしました。生徒は全員がiPadを持っているので、「1日以内に入力してください」の案内にもかかわらず、授業直後からかなりの入力ができていました。ざっとみたところ、おおむね好評。このあとの分析結果も楽しみです。

 こんな大胆なことをあっさりと認めてくれてやらせてもらえるのは校長先生をはじめとして管理職や先生たちの理解と支援があります。初対面の先生の話にも柔軟に対応する生徒たちの雰囲気もあります。多くの皆さんに支えてもらいながら、大きな実験が始まりました。お礼申しあげます。

 本格的な実験・実践・実証は4月以降になりますが、他の学校にも協力してもらえそうです。とても楽しみになってきました。

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