学校改革着々

【授業研究】約1年半、静岡県三島市の知徳高校に関わっています。先週は公開授業でした。近隣の中学校の先生たちにご案内しました。10名程度のご参加がありました。5時間目を公開授業にして、その後、短い講義とユニークな振り返り会を行いました色々な成果がありました。

 まずは指導の仕方がユニークです。ツキイチでコアメンバーの学習会をしています。私が好機をするというより、メンバーから実践上の質問を出してもらい、それについてみんなで検討していきます。カウンセリングの世界のスーパービジョンや「クリティカルフレンド」という技法に似ています。(広い意味でのアクションラーニングと言っても良いかもしれません)。

 2年目からは、コアメンバーで1時間。そのあと放課後に出入り自由の「カフェ」を1時間。ここには色々な先生がきて、色々な話題になります。

 私がこの方法を提案実施しているのは、トップダウンは無理強いになりやすいと考えているからです。よく言われる「全員が一丸となって」や「組織的にPDCAサイクルをきちんと回す」はトップ・幹部の労力の割には成功率と継続率が低いと感じているからです。ただ、私のやり方は、計画書もなければ、成果報告書もありません。私は成果は「生の授業」だと感じているので、この公開授業は楽しみでした。

 公開時間の前から学校に行き、3コマの授業を見て歩き続けました。その結果は、「成果着々」でした。無理強いを少なくし、職員内の摩擦を減らし、少しずつ授業が変わり、その質を自律的に維持できる。その方向が見えてきました。方法についても過去の学校で行ってきた方法よりもブラッシュアップできてきました。詳細はそのうちに。

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