大学1年生と久々の再会

【授業研究】大学1年生の担任のような仕事もしています。昨日は、後期授業選択のためのガイダンス。印象に残ったことが3つ。

 1つはチームワークの良さ。外国からの女子留学生が12時15分くらいに教室に入って来るや否や「先生、13時に大学を出ないと飛行機に間に合わない」。履修届をつくる授業時間は12:30~14:30。私は早めに教室にきて資料をテーブルに並べていました。この学生が翌週の2回目のガイダンスには家族の結婚式で出席できないということは事前に聞いていたのですが、この日もそんなに切羽詰まっていたとは知りませんでした。

 困った私はそばにいた女子たちに声をかけて、「あなたたちで協力して30分で履修届を作成するお手伝いをしてくれない?」。3人が「やります!」。そこでこのチームに簡単な説明をして任せます。2人がシラバス、時間割を広げて調べ始めます。1人はスマホで乗り換え検索をします。このチームが動き出すのを確認して私は全体に説明を始めます。やがて13時より前に彼女の履修届は完成。余裕をもって送り出すことができました。

 2つ目。あちこちで前期の成績について話していたことです。「GPA(評点平均)いくつだった?」「えーっ、負けた」「Sはいくつあった?」「Aは4つだったけど、Sはなかった」‥などとワイワイやっています。これは今までに見たことのない光景でした。前期に学生のリフレクションカードにちょっとした仕掛けをしたことが功を奏したのか、彼らの学習意欲が元々高いからなのか‥。ちょっと尊敬できる場面でした。

 3つ目。特に女子学生の服装が地味になったと感じたこと。ファッションセンスの良い女性たちが闊歩する自由が丘に大学があるためか、本学の女性たちの服装や化粧のセンスは高いと思います。4月に入学してからどんどんきれいになります。女性がそうなので男子も意識するのか洗練されてきます。私が入職した時には「今の大学生はこんなにきれいなのか?」と驚き、知り合いの大学の先生たちに「小林さんのいる大学は特別」と教えてもらいました。ところが‥今年の1年生たちは地味です。

 おしゃれに気を付けていることがわかる学生も、大学生らしい(偏見かも?)カジュアルなファッションです。勉強に意識が向いているからなのではないかと我田引水的な推測をしてしまいました。

 いずれにしても1人の欠席も遅刻もなくみんなと再会できました。成績が悪くて3者面談に引っかかった学生もゼロ。着々と成長しているようです。楽しみなクラスです。

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