お金と人間関係

【授業研究】学生と2者面談を続けていて気が付いたことがあります。「どんな人生を送りたいですか?」の質問に大半の学生が書いてくるのは「お金に困らない人生」「人間関係を大切にしたい」です。「誰かに教わったことなの?」と聞くと、「そうではないけど将来は不安。お金は大事だし、困ったら助けてくれるのは知り合いだと思う」との回答。

 私たちが若いころは将来に不安はあったものの、それ以上に「研究者になる」「営業マンになる」「教師になる」などの希望が先に語られていた気がします。「お金がなくてもなんとかなるんじゃない?」という楽観的な気分も根底にあったような気もします。

 少子高齢化、オリンピック以降の不景気などが学生の不安を作っているようです。かわいそうな気もします。こういう若者に対して私たちはどう向き合うべきか。考えさせられます。

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