久々に小説を楽しみました

【授業研究】少し体調がよくなってくると小説を読みたくなります。週刊誌の書評で好評価だったことと、SF好きの私には興味津々のテーマだったので早速購入。佐賀までの移動などを使って読み上げました。

 1000年に1度起きる(諸説あり)と言われる太陽のスーパーフレアが起きて世界中が大停電になり、電気が使えなくなる中で、世界中の人類が生き延びるために色々なことをするという状況。その中で、25歳の男性ブログラマ―が東京と北海道を行き来しながら逞しく成長していくという物語です。

 印象に残った箇所が2つ。

★「必要な知識を見抜いて問題を解決する力。それそのものが、

  おまえさんの本当の資質なんだよ。

  自覚しないともったいないから言っとくが」

「あ、それ、なんかわかるかも。この人の突拍子もない言動って、

  変なエンジンを内蔵している感じがある」(文庫版 p-195)

★「以前書いた記事の落とし前だ‥(中略)

 ‥あの記事を面白おかしく書いたことを後悔している(中略)

 ‥俺の記事で事前にもっと地に足がついて警告を発せられたら‥(中略)‥

  東京もこんな有様にならないで済んだかもしれない‥」

「別に社長のせいってわけではないでしょう」

「正確な知識を持った者には、それを伝える責任があると思うんだ‥」

 (文庫版p-143,144)

  前者は「100年人生」‥マルチステージを生き抜くための「変身資産」を高めるヒントになります。後者はこの十数年間の私の気分に近いので共感したというところです。

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