個人的な取組みから組織へ?

【授業研究】毎日、示している「アクティブラーニング入門講座6」の申し込みが順調に増加しています。定員34名に対して現在31名、定員まで3名になってしまいました。

 これは、これまでの授業改善が個々人の取り組みになりがちだったことに対して、「組織的な取組みの必要性」を感じている人が増えてきていることを現しているように思えます。

 「組織的に取り組む」というと、しばしば行われるのは、「全授業時間の〇パーセントはワーク等をやりなさい」「その状況を記録・報告しなさい」「3~4人1グループにしてお互いの授業を見学しなさい」「その結果を報告せよ」‥と管理職から指示されるものが多いようです。‥しかし、どれもあまりうまく行っていないようです。

 それは当然だと思っています。指示・命令だけでは人はなかなか動きません。ましてや授業者同士の「主体的な学び」「対話的な学び」は起きにくくなります。最近、私がこの講座で紹介しているのは、10年前に勤務していた越ケ谷高校の授業研究委員会が編み出した方法です。「対話的な学び」を引き起こすための様々な仕掛けをして、教員の「主体的な学び」や「深い学び」を実現できていたと自負している方法です。詳細は現在執筆中の「アクティブラーニング入門3」で解説します。

 残席は少なくなりましたが、この講座は4月以降も同じ内容で繰り返し開講する予定です。今回、予定が合わなかった方は、次回にご期待ください。

◎年明け早々のオープン講座「入門講座」のご案内です。申し込み受付中です。

 詳細は以下のURLからご確認ください。

 ・「アクティブラーニング入門6」授業改善と組織開発+模擬振り返り会体験 

       2018/1/28(日)  13:30~16:30  東京・恵比寿 ←定員まであと3名です

    http://www.kokuchpro.com/event/ALK0128/

◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。→http://al-and-al.co.jp  

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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