研修会講師の課題にわくわく

【授業研究】私の特徴は「現場に強い」ことだと思っています。特定のテーマの研修会に出かけると、全国から意欲の高い先生たちがお集まりです。それはそれで、とても楽しいのですが、私の興味は、そんなところに出てこない現場の人たちです。そして現場そのものに興味津々です。
 25年間の公立高校教諭としての経験は現場でのごたごたしたことの中で、どうやって問題を解決していくかでした。生徒指導や担任業務、部活動指導や教育相談・カウンセリングなどを担当しながら、でも「物理授業をどうするか」を考え続け、工夫し続けていました。
 それなので、現場に講師で招いていただき、様々な問題を相談されて一緒に考えるのが好きです。「授業改善よりも生徒指導や学校規律を整えるのが最優先課題」「意欲的な人がそれほどいるわけではないから、部分的な取り組みからしか始められない」「専門高校としての特殊性の中で授業改善をどう進めればよいかわからない」「人権教育の視点から研修会を進めて欲しい」「初心者・中堅・リーダーのそれぞれに授業改善を軸として話して欲しい」等々の依頼を受けます。たまには「大学の物理教育について」などもあります。
 それらにきちんと対応するのは簡単ではないのですが、時間もかかるのですが、私は自分自身が楽しんでいることを実感します。いずれ「アクティブラーニング入門シリーズ」にまとめられたら楽しいとも思っています。
 というわけですから、どうぞ、現場独自の生々しくて泥臭い課題をお寄せください。エリートの管理職もいない、超人的な教諭もいない、雑誌やマスコミも注目してくれない、でも毎日あくせく頑張りながら「このままではまずい」と思っている人がいる‥そんな現場から、「何とかなりませんか?」と依頼が来るのを待っています。どうぞ、ご遠慮なく、ご相談ください。研修会講師依頼はこちらから。→http://al-and-al.co.jp/