【授業研究】「アクティブラーニング入門2」がどれだけ売れるか、気になるところです。予約販売の時期なのに、今朝は1万6千番台上昇しているのはうれしいことです。ついでに「入門1」も1万番前後を行き来し、「学習指導」分野で100番以内に上昇してきました。この連鎖もうれしいところです。
そんな中で私は「入門3」について考え始めています。今年度の研修会講師では、それに向けて実験的なことをあれこれと入れています。先日、熊本で行った研修会では初心者の方には生徒役として「授業体験」をしてもらい、中級の人たちには、外側から「場を見る練習」をしてもらいました。「まなボード」を使用してメモをしてもらい、その内容を画像で保存してもらいました。それを見てわかったことがあります。
「場を見る」ことは丁寧な手ほどきをしないと難しいということです。研修会の中でも、場の変化を読み取って発言した方は2〜3人。頻繁に発言していたお2人はいずれもカウンセリング訓練を受けてきた人たちでした。
これはポジティブな発見です。つまり「場を見る」力も技であるから、「まだ練習したことがない人」にできないことは当然ですし、「練習をした人」には「できる」ということがわかったからです。
このデータ送付を依頼した熊本のM先生には「入門3」の構想をお知らせし、その視点から記録が欲しいことをメールに書きました。その返事には「『入門3』の内容は絶対に大切です」と書いてありました。実に心強い言葉です。これから10か月くらいはこの「入門3」を書くことがメインになります。楽しみが増えました。