SA(スチューデント・アシスタント)がやることも同じ!

【授業研究】「ワークプレイスの人間関係」は今年度から名称が変わりましたが、昨年度まで別名で行っていた「アクションラーニング」を繰り返す授業です。約50名の受講者に対して、3名のSAがついています。
 昨日の第2回から初めてのアクションラーニング・セッション(ALセッション)を始めました。SAに「呼ばれたらサポートしてください」と指示ました。やる気満々のSAたちは気になるチームのそばに行って、じーっとみています。すると、次々に「ここはどうするのですか?」「これがわかりません」と質問が続出します。
 やんわりSAを呼び集めて、「このあたりから私と一緒に眺めていてね。呼ばれたら行けばいいから」と指示します。すると、5分もたつと、受講者の誰もSAや私を見ることもなく、セッションに集中し始めました。
 SAには「そばにいてじーっと見ているとチームやメンバーの依存性を高めてしまうんだよ。離れてみていると、主体的に取り組み始めるでしょ」と説明しました。SAたちは「本当だあ!」「えーっ、不思議〜」「面倒見てあげたいけど、それが逆効果なんだ〜」としきりに感動します。
 これらは、新しい授業に挑戦している先生たちに繰り返し起きていることと全く同じです。「主体的な学び」「対話的な学び」を促進する法則と言っても良いようなことが見えてきました。