私の役割の1つ

【授業研究】ブログのコメント欄に投稿がありました。深く考えさせられる内容です。私はこういう先生たちの支援もしたいと思っています。
「(私がブログに書いた各地から研修会講師の依頼があるという記事を読んで‥)日本の教育制度がアクティブラーニングを求めていることがわかってうれしいです。非常勤の立場からいろんな現場をみると、アクティブラーニングが必要だと感じることが多々あります。しかし、長年そこで勤務されている先生がたに協力をしていただけることはありません。むしろ、出る杭は打たれます。そうやって数年年たちました。
  学校現場では、私のように新しいことをやろうとする人が来ると、先生たちがそれを見えないパワーでくじいていきます。私が非常勤講師という弱い立場にあるからかもしれません。管理職は面接で私がやろうとしていることに理解を示してくれたのですが、現場の先生たちは従来の方法を押し付けてきます。反対すれば追い出されそうです。クビになるのが怖くて意見が言えません。小林先生の1冊の本に出会えていなければ私は非常勤講師を続けていなかったと思います」
  私は次の返事を書きました。「コメントありがとうございます。私の活動があなたのように弱い立場にいる人の勇気になっているのなら、とてもうれしいことです。そういう役割を果たすことに私はやりがいを感じます。これからも、あなたのような人がいることを意識しながら、様々な形での発信を続けていこうと思います。これからも、質問やご意見をください」
  これまでに何人もの非常勤講師の人たちの嘆きを聞いてきました。くじけてしまった方もいます。虎視眈々と自分の授業が理解されるのを待っている人もいます。表面的にはセンパイの先生たちに迎合しながら着々と力を蓄えている人もいます。似たような立場にいる多くの先生たちがいらっしゃるのだと思います。これらの人たちに勇気を伝える仕事も私のの重要な役割の1つだと感じています。