長野県高等学校校長会に伺いました。

【授業研究】北陸新幹線で東京-長野間はわずか90分。しかし、一面の銀世界でした。研修会途中でいただいた質問や、昼食会で出ていた話題で印象的なことを上げておきます。
 まず質問です。「アクティブラーニング型の授業に熱心に取り組んでいる先生のクラスの生徒が『先生が教えてくれないから嫌だ』と言い出し、それを聞いた保護者が校長にクレームをつけてきたことがあった。どうすれば良かったか?」これは大事なことです。しばしば聞きます。この回答は改めて丁寧に取り上げます。
 「安全安心の場が大事というのはわかるものの、授業規律がなりたつかどうか怪しい学校で、『おしゃべり、立ち歩き自由』のような大胆な方法に切り替えるのには不安が大きい」という意見もいただきました。その通りだと思います。これも改めて取り上げます。
 また「熱心な先生が研修会等にしばしば出かけると校内で浮いてしまう」という話題も出て、共感する意見もありました。このことは多くの学校で起きていることのような気がします。これも改めて考えていきます。
 それらを考えてみると「校長会用」にはもう少し説明内容を変える必要があると感じました。これまでは校内研修会と同じ資料を使いながら説明の視点を変えていました。しかし、それでは不充分だと感じてきました。校長先生たちとの交流が増えてきて、率直なご意見をたくさんいただいた成果です。お礼申し上げます。