リーダーシップを発揮すると授業改善運動が低迷する?(1)

【授業改善】授業改善を積極的に進める人が、リーダーシップを発揮しているといえると思います。「率先垂範」しているからです。しかし、その実践が学校の中で「その先生だけ」が実践し続けていると、どうもねじれているような気がすることがあります。しばしば、校内では次のようなことが起きていくようです。
 「A先生が校内で実践」→「周りの先生が戸惑う、反発する」→「A先生は負けずに頑張る」→「生徒・保護者からのA先生の授業に対する反発が出る」→「管理職などがA先生にその授業をやめるように指示する」→「A先生は反発する、反論する、対立が激しくなる」→「A先生は校内で浮き上がる」→「これらを見ていた他の先生は授業改善に及び腰になる」→「授業改善運動はこの学校では下火になる」
 あれ?逆効果? この先生がやったことは何だったのでしょう? このようなパターンがあちこちに起きているような気がします。1つの学校内で起きることもあれば、もっと大きな範囲で起きているように感じることもあります。
 上記では校内で起きている事例を取り上げましたが、このA先生の実践が校外にも影響を与えているような気がします。それは明日。