テレビ番組を使ったら受けました!

【授業研究】神奈川県立麻溝台高校に伺いました。ここでは最初生徒向けの講演を行いました。1,2年生約700人に向けて「なぜ授業改善が必要なのか?」をテーマに約40分間の話をしました。

 実は高校教員退職後に高校生向けに「集会で」話をするのは初めてです。しかも、授業改善の意義について話すのも初めてです。このことは大事なことだと以前から感じています。麻溝台高校長も同じお考えでした。

 「授業改善は進んでいるのですが、なぜ必要なのかをきちんと生徒や保護者向けに説明したことはないのです。しかも、それを生徒ともに保護者と教員も聞いて共通の理解をすることが必要だと思ってきました」

 とのこと。全く同感です。私はそのことを偶々依頼のあった汐文社の絵本シリーズに丁寧に書きました。直接、子供向けに書きました。「これならできる! 授業が変わるアクティブラーニング〈1〉アクティブラーニングを知ろう (小林昭文監修/汐文社)」を第1巻とする4巻シリーズです。

 麻溝台高校ではすでにこの4巻シリーズも図書館においてくれました。そこで、40分間の講義はこの第1巻の内容と、LIFESHIFT(リンダグラットン)を中心とした「新しい生き方」の話を繋げて話しました。生徒たちはとても熱心に聞いてくれました。この種の講演会の依頼は大歓迎です。生徒向け・保護者向けに話したいと思います。

 最後は余談です。講演の冒頭に「先に生まれただけの僕」で私の本が出てくるシーンを1分間程度に編集して見せました。「今のシーンに出てきた、この本と、その隣に置いてある赤い本。この2つは私が書いた本です」と紹介しました。すると、生徒たちから拍手が巻き起こりました。意外な反応でしたがうれしいものでした。生徒の皆さん、ありがとうございました。

「絵本第1巻」はこちら → https://www.amazon.co.jp/dp/481132319X

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